みなさんこんにちは、はばたんと申すものです。今回おみくじバトルにおいていい結果が出せたので記事を書かせて頂きます。
【簡単なルール】
①ゆびをふるを覚えたポケモンだけ使える
ゆびをふるはポケモンの技をランダムに出すPPが16の技
②技の選択時間45秒総合時間20分
20分たつと自動的に勝敗判定される。(TOD)
③ダイマックスを1試合に1回できる
ダイマックスといってもダイウォールしかできず攻撃できない。受けるダメージを減 らすためとTODのための時間稼ぎに使う。
【使用構築】
【結果】
TN はばたん 33勝9敗 5位 レート1804
【コンセプト】
大会前から騒がれていた今大会の目玉と言えば、やはり特性がプレッシャーで、ゆびをふるのPPを多く削ることが出来るヨノワールとサマヨールであろう(目玉だけに)。この二匹で交換を繰り返しされてるだけで不利な状況になってしまうと腹が立つので、に強い構築を作ろうと考えた。またなるべくを使わずに構築を組もうともした。
【構築の着想・考察】
基本的に構築経緯としては好きなポケモンである、インテレオンとトゲキッスを使おうとしたところから始まった。その後最終的に固まった戦術を語っていこうと思う。
まず、このルールにおいて強いポケモンは次のような3種類の特徴に分類できると考えた。採用したポケモンをその3つの特徴に分類する。
①耐久力があり、サイクルを回せるクッション役
それぞれ回復できる持ち物を持たせたとを採用した。は耐性はいいが耐久力の数値は低めなのでHBで使用した。
②高火力によって、交換先などに高い圧力をかけていける
ゴーストタイプに対してもノーマルや格闘技で攻撃できる鉢巻の肝っ玉とACぶっぱのスナイパーを採用。
③相手に対して後投げ(交換)するだけで圧力をかけていける
接触技に対してダメージを与えられるゴツメHBと、物理接触技に対してダメージを与え相手の持ち物を奪うことが出来るジャポのみを採用した。
またはのろわれボディによって③の特徴があったり、とにはA に努力値を振ることで②の特徴を満たしたりと、構築全体で相手に対して強い攻撃や定数ダメージを与えてサイクルを有利にできた。こうすることでダメージレースで有利になりTODでも勝ちやすかった。
【個体紹介】
①インテレオン@サンのみ
特性:スナイパー 努力値:れいせいA252C252B4
アイドル枠。偶然生まれた色違いの個体。両刀の種族値をしてるのでACぶっぱというロマン砲。持ち物はピントレンズと迷ったが、サンのみの方が発動条件が厳しい分急所ランクが2段階上がるということで採用(ピントレンズは急所ランク1段階アップ)。ところで、ここで1個謝らなければいけないことがあります。
今大会、インテレオンを一回も選出しませんでしたー、ごめーーん(泣)
仲間大会では使ってたんですが耐久が低いせいでHP4分の1になったらすぐ倒されちゃうんですよね。ただ好きなポケモンという理由で構築にずっと入れてました。ただ最終5位に入れるくらいの運を呼び込んでくれたのは間違いなくこいつのおかげです。ありがとう、インテレオン。
②トゲキッス@ゴツゴツメット
特性:てんのめぐみ 努力値:のんきH244B252C12
おみくじバトルの仲間大会で2位を取った時の景品で、なごティーさん(@nagotea_ch)から頂いた色違いの個体。大会始まる前にHBゴツメ枠を使うなら定数ダメージの効かないマジックガードのの方が強そうと薄々気づいていたが、色違いで好きなポケモンなので変えなかった。一応との差別化点としては、全体的な種族値が高いことと非接触の技が多い、地面技が無効なことがある。特性は非常に迷ったが火力に振ってない分追加効果で上振れる方が強いと思い、てんのめぐみにした。仲間大会ではどくどくのきばで確定毒を引いて勝った時があった。非常に自覚があって運を呼び起こす女神である。
③ゲンガー@くろいヘドロ
ゴースト枠が欲しいというところで構築の1番最後に入ってきたポケモン。耐久の種族値は低いので耐久力を補うため努力値はHB特化。最初今大会は交代が出来るからのろわれボディは強くないと思っていたが、それはおまけで耐性が良すぎることと後に紹介する悪い手癖に強いという点でサイクルを回しやすくする最強のポケモンであった。負け筋に直結するどくびしを回収したりどく状態にならないのも最高であった。
④カビゴン@たべのこし
特性:めんえき 努力値:ゆうかんA252B252D4
最強のクッション役。HD方面はそのままでも高すぎるため、どんな持ち物だろうとも努力値はAB振りほぼ一択であると思う。Aの高さから相手にダメージを与えながらも自分はダメージをたべのこしで回復出来るのがシンプルに強かった。特性はどくになると負け筋に直結するのでめんえきにした。仲間大会であついしぼうで使ってたが、それのおかげで耐えた試合が1度もないので、ほぼめんえき一択。
⑤ミルタンク@こだわりハチマキ
特性:きもったま 努力値:いじっぱりH252A252B4
この構築のメインアタッカー。このルール最強のゴースト勢に高火力を与えれる唯一無二のポケモン。ポケモンの技で1番多いノーマルと格闘の物理技を無効化されず、ノーマル技に関してはタイプ一致と鉢巻のおかげで、たいあたりやつのをつく、はたくでさえも相当な火力をたたき出せる。この構築では珍しく素早さに下降補正をかけてないのは、ゲンガーが素早さに下降補正をかけてることが多いので、の上から攻撃できるようにしたためである。大会中は、ノーマル技のメガトンパンチとキックはもちろんゴースト、悪技、でんげきくちばしなど最強の技を引いてくれた。一応を選出しているときはなるべくで指を振って、万が一じばくやだいばくはつが出ても相手一匹を飛ばせるようにしてた。(そんな場面はなかったが)
⑥オーロンゲ@ジャポのみ
特性:わるいてぐせ 努力値:ゆうかんH244A252B12
おそらく今大会で上位に食い込むための最重要ポケモン。物理の接触技を受ける→ジャポのみ発動で相手にHP8分の1の定数ダメージ→持ち物がなくなったから悪い手癖発動→相手の持ち物を奪うといった流れで、ダメージを与えつつ相手の持ち物を奪えるチートポケモン。このルール最強のを安定して崩せるほぼ唯一のポケモン。主に食べ残しを持っているやに後投げをしていた。ここで食べ残しじゃなくて鉢巻やゴツメを持っていたとしてもそれはそれで戦えるし、鉢巻を持っても強いようにA 特化に育てた。一回相手の鉢巻を奪った後に「でんげきくちばし出てほしい」と言ったらでんげきくちばしを出してくれて試合に勝ったことがある。先程少し説明したが、相手のがに触れると黒いヘドロを奪ってしまい、が不利になってしまうので要注意である。
【選出】
選出はこれと決まった答えはなかったが、何個か選出したくなる理由はあった。
→お遊びパにしか出せない
→やなど鉢巻の匂いがするポケモンがいる時は絶対に出した
→を見たら出したくなる
→特殊火力のあるポケモンを見たら出したくなる
→ゴーストポケモンがやたらいたら出したくなる
→を見たら出したくなる(ほぼ確定選出)
【立ち回り】
上位との対戦で心がけていたのは、序盤からにをそんなに投げないことです。どうせ相手はが見えているのででつっぱりません。その隙に指を振って一試合で何個か出る有効打を狙います。序盤からプレッシャーにびびらずに有効打が出るまでドンドン指を振りました。その後、どこかのタイミングで出したり、何かしらをつり出して裏のポケモンに負荷をかけていました。
この構築の良さとしては、数的有利やダメージ有利をとれるまでは指をしっかり振ることが出来ることだと思います。数的有利が取れるとTODを仕掛けることはよくありましたが、TODせずに勝てることもよくあって楽しかったです。
【感想】
8世代初の指ふり大会でしたが、お互いに読み合いながらサイクルするのはすごく楽しかったです。好きなポケモンも使えたので満足でしたが、さすがに選択時間45秒総合時間20分は長過ぎと思いました。個人的にTODをするのは有利状況を作れていることなので悪いこととは思いませんが、指を振るか2匹に交換するかの三択しかないのに選択時間45秒がやばすぎます。次は同じルールでも責めて選択15秒総合時間10分くらいでしてみたいです。それくらいだと長期戦になりにくくプレッシャーの相対的な強さも減るでしょう。
個人的にはおみくじ運が良く、レートや公式大会ひっくるめて最高順位の5位を取ることが出来てめっちゃうれしいです。長い間ご愛読ありがとうございました。
P.S. TN はばたん 運だけ